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  1. 津島市議会 2007-06-22
    平成19年第2回定例会(第4号) 本文 開催日: 2007-06-22


    取得元: 津島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2007-06-22: 平成19年第2回定例会(第4号) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 49 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 2 :  ◯9番(長尾日出男君) 選択 3 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 4 :  ◯10番(宇藤久子君) 選択 5 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 6 :  ◯22番(松井朋子君) 選択 7 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 8 :  ◯17番(杉山良介君) 選択 9 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 10 :  ◯9番(長尾日出男君) 選択 11 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 12 :  ◯21番(本田雅英君) 選択 13 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 14 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 15 :  ◯市長伊藤文郎君) 選択 16 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 17 :  ◯市長公室長垣見明廣君) 選択 18 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 19 :  ◯17番(杉山良介君) 選択 20 :  ◯市長伊藤文郎君) 選択 21 :  ◯市長公室長垣見明廣君) 選択 22 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 23 :  ◯17番(杉山良介君) 選択 24 :  ◯市長伊藤文郎君) 選択 25 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 26 :  ◯21番(本田雅英君) 選択 27 :  ◯市長伊藤文郎君) 選択 28 :  ◯市長公室長垣見明廣君) 選択 29 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 30 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 31 :  ◯18番(伊藤恵子君) 選択 32 :  ◯市長伊藤文郎君) 選択 33 :  ◯13番(中村勝司君) 選択 34 :  ◯市長伊藤文郎君) 選択 35 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 36 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 37 :  ◯22番(松井朋子君) 選択 38 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 39 :  ◯17番(杉山良介君) 選択 40 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 41 :  ◯市長伊藤文郎君) 選択 42 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 43 :  ◯10番(宇藤久子君) 選択 44 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 45 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 46 :  ◯議会事務局長(佐藤幹夫君) 選択 47 :  ◯議長日比野郁郎君) 選択 48 :  ◯市長伊藤文郎君) 選択 49 :  ◯議会事務局長(佐藤幹夫君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:        午前 9時00分 開議 ◯議長日比野郁郎君)[ 137頁]  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  この際、御報告いたします。本日の会議には加藤忠篤君から欠席する旨の届け出がありました。  以上、御報告申し上げます。  直ちに議事日程の順序に従い、会議を進めます。  日程第1「議席の変更について」を議題といたします。  会派の異動に伴い、議席を変更したいと思います。  お諮りいたします。議席の変更については、お手元に配付いたしました議席表のとおり議席を変更することに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議席の変更についてはお手元に配付の議席表のとおり変更することに決しました。  次に、日程第2、議案第39号から議案第44号までの各議案を一括議題といたします。  これより各委員長の報告を求めます。  まず、厚生病院委員長の報告を求めます。        厚生病院委員長 長尾日出男君〔登 壇〕 2: ◯9番(長尾日出男君)[ 137頁]  おはようございます。  厚生病院委員会に付託されました案件は、議案第42号「平成19年度津島市一般会計補正予算について」ほか2件であります。  本委員会は去る6月13日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。
     まず、議案第42号「平成19年度津島市一般会計補正予算について」のうち、当委員会所管に係る予算について、初めに、歳出、第3款民生費、第1項社会福祉費、2目社会福祉施設費中、工事請負費として 475万円計上され、天王川荘における雨漏り防止の屋根修繕工事との説明であるが、今後予定している修繕工事についてはいかがかという質疑に対し、現時点では予定していないという答弁がありました。  この答弁に対し、屋根の構造等及び耐震工事の必要性について説明願いたいという質疑に対し、構造は鉄筋コンクリートづくり平家建て、形状は陸屋根及び切妻屋根で、耐震工事は対象外施設であるという答弁がありました。  次に、関連して、平成21年4月より民間移譲ということであるが、進捗状況について説明願いたいという質疑に対し、部内の調整委員会を立ち上げ、他市の情報把握に努め、諸条件の設定等の調査を行い、今年度は庁内で検討委員会を設置し、募集要項の作成等、実施に向けて取り組んでいく予定であるという答弁がありました。  次に、同項、5目障害福祉費中、扶助費として 763万円計上されているが、これは支援制度の改正で経営的に困難だということを受けての事業であると思うが、影響についてはいかがかという質疑に対し、障害者自立支援法施行に伴い、施設の経営安定を図るために五つの事業から成っており、特に事業規模の大きい事業運営円滑化事業については、今まで旧体系の80%まで補てんしていたものを、今回の措置で90%まで補てんしようとするもので、激変緩和になるという趣旨の答弁がありました。  次に、第2項児童福祉費、1目児童福祉総務費中、放課後児童健全育成事業として 3,062万 9,000円計上されており、高台寺小学校区の学童保育施設の工事費等であるが、大きさは他の校区と比較していかがかという質疑に対し、児童数の少ないことや、学童保育の利用率も低く、学校の敷地内ということを勘案し、規模的には10平方メートルほど小さいものであるという答弁がありました。  この答弁に対し、施設の構造及び耐震についてはいかがかという質疑に対し、軽量鉄骨づくりの平家建てで、耐震構造については基準をクリアするものであるという答弁がありました。  さらにこの答弁に対し、 3,000万円近い設備投資をすることから、今後は構造の種別・コスト比較を十分検討されたいという要望がありました。  次に、関連して、西小学校区の学童保育は、現在、中央公民館の別館を利用しているが、今後の改修・新設についてはいかがかという質疑に対し、関係部局との調整があることや、学校敷地内での新設は場所の確保等を勘案しなければならないという答弁がありました。  次に、同項、5目児童福祉施設費中、備品購入費として 250万円計上されており、4保育園一律に金額が支出されているが、園児数から見た公平性及び購入するものについて説明願いたいという質疑に対し、人数的なとらえ方でなく、クラスごとに配置ということで均等にし、遊具については、紙芝居や子供たちが一緒に遊べるボールプールとか、園によって違いはあるが6品から10品であるという答弁がありました。  この答弁に対し、寄附金をいただいて公立保育園に配分をしたとのことであるが、民間保育園への配慮についてはいかがかという質疑に対し、施設整備に対する市の助成制度があるが、寄附金についても今後は配慮していきたいという答弁がありました。  次に、第4款衛生費、第3項、1目医療対策費中、委託料として 807万 3,000円計上されているが、これは母子保健事業の妊婦健康診査の公費負担による健診回数を現在の2回から5回にふやすよう国から指針が示されたもので、財源内訳は一般財源の対応となっているが、国からの助成についてはいかがかという質疑に対し、地方交付税で子育て支援事業に含めて交付されるという答弁がありました。  この答弁に対し、7月1日からのスタートであるが、市民への周知についてはいかがかという質疑に対し、母子健康手帳交付窓口の保健センターほか3ヵ所でチラシ等を配布。また、市政のひろばへの掲載も予定しているという答弁がありました。  以上で質疑を終結し討論に入ったところ、賛成の立場から、非常に厳しい財政ではあるが、施策は遂行されているという意見、また公民の格差是正に努められたいという意見がありました。  かくして議案第42号中、当委員会所管に係る予算については、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第43号「平成19年度津島市国民健康保険特別会計補正予算について」、歳出、第1款総務費、第2項徴税費、1目賦課徴収費中、委託料として 861万円計上されており、国民健康保険税の特別徴収対応に関するシステム改修委託料とのことであるが、この内容について説明願いたいという質疑に対し、世帯内の国保被保険者全員が65歳から74歳までの世帯の世帯主であって、年額18万円以上の年金受給者を特別徴収対象者とするため、社会保険庁のデータと介護保険システムを介してプログラムを作成し、年金からの天引きを行うものである。また、介護保険料の金額等を勘案し、年金額の2分の1を超えたときは普通徴収になるというシステム改修であるという答弁がありました。  この答弁に対し、滞納者の年金から徴収することについてはいかがかという質疑に対し、国の指針に従って対応を考えているが、まだ明確に示されていないので、今後、見定めていきたいという答弁がありました。  さらにこの答弁に対し、システム改修に対する国の助成措置についてはいかがかという質疑に対し、被保険者数が2万人から5万人の団体については 300万円補助があるという答弁がありました。  この答弁に対し、委託先及び1時間当たりの単価について説明願いたいという質疑に対し、住民情報、税情報等、基礎となるものが既に入っている電算会社を予定し、1時間当たり 8,000円であるという答弁がありました。  さらにこの答弁に対し、財政が厳しい状況で金額的に高いので見直す必要があると思うがいかがかという質疑に対し、国等の制度改正に伴うものは近隣の市町村と連携をとり、価格等の比較や他の自治体との共同開発・歩調で交渉に当たり、委託するのも一つの方法であると思っているという答弁がありました。  この答弁に対し、制度が変わるたびに改修費が問題になるが、専門職員を配置することについてはいかがかという質疑に対し、電算会社だけが専門家でほかは素人という競争のない社会ではなく、専門的に勉強して交渉ができる力を持った職員、あるいはチームが必要であると思うが、各部局にかかわることなので、今後、鋭意努力していきたいという答弁がありました。  以上で質疑を終結し討論に入ったところ、反対の立場から、高齢者医療制度により年金から高い国保税を天引きされ、生活が困難になるので、納税相談窓口、生活相談窓口をしっかりやるべきであるという趣旨の意見。  賛成の立場から、負担が高くなるのは望むことではないが、将来のためには事務的な経費もかかる仕事もあるが、出費は抑えるべきであり、業務及び工事等の契約に当たっては十分に検討し、改めるところは改めるべきである。また、国の施策が市に対してどのような影響を与えるのか、弱者救済だけに限らず検討しなければいけないという意見がありました。  かくして議案第43号は、採決した結果、賛成者多数をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第44号「平成19年度津島市老人保健特別会計補正予算について」、歳出、第4款諸支出金、第1項、1目償還金 855万 6,000円計上されているが、この内訳について説明願いたいという質疑に対し、医療費交付金 832万 7,000円余り、事務費交付金22万 8,000円余であるという答弁がありました。  このほか、特段の質疑・意見もなく、議案第44号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。 3: ◯議長日比野郁郎君)[ 140頁]  次に、経済建設委員長の報告を求めます。        経済建設委員長 宇藤久子君〔登 壇〕 4: ◯10番(宇藤久子君)[ 140頁]  おはようございます。  経済建設委員会に付託されました案件は、議案第40号「津島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」ほか1件であります。  本委員会は去る6月14日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第40号「津島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」、附則で平成19年4月1日から適用することになっているが、なぜ3月の定例会に提案されなかったのかという質疑に対し、政令の改正通知が平成19年3月30日であったため、直近の定例会へ提案したものであるという答弁がありました。  その他、特段の質疑・意見もなく、議案第40号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第42号「平成19年度津島市一般会計補正予算について」のうち、当委員会所管に係る予算について、初めに、第4款衛生費、第1項保健衛生費、4目環境保全対策費中、需用費として81万 5,000円計上されており、市民団体等が里親となって清掃活動・環境美化運動を通じて道路・公園等の公共施設を管理する制度を導入するための消耗品費であるという説明であるが、里親制度について説明願いたいという質疑に対し、ボランティア団体等が労力を、行政は掃除道具をそれぞれ提供し、お互いの役割分担を明確にして道路や公園等の管理をしていく制度であるという答弁がありました。  この答弁に対し、現時点でのボランティア登録者数についてはいかがかという質疑に対し、現在ボランティア登録者はないが、今後環境市民委員会等でボランティアと行政の役割分担を明確にするための協定書の検討を行い、市政のひろば等によりボランティア団体等に呼びかけていくという答弁がありました。  さらにこの答弁に対し、事業執行に当たっては、里親制度を市民にわかりやすく周知すべきであるという趣旨の要望がありました。  次に、同費中、環境市民のガイドブック作成業務委託料として52万 5,000円計上されているが、内容についてはいかがかという質疑に対し、環境に負荷の少ない商品を売っている店や生産者を紹介する業務で、ホームページの作成を委託するものであるという答弁がありました。  この答弁に対し、委託先についてはいかがかという質疑に対し、プロポーザル方式を含めた契約方法により委託先を決定することになるという答弁がありました。  次に、第6款農林水産業費、第1項農業費、3目農業振興費中、稲麦大豆産地条件整備事業補助金として 2,507万 5,000円計上されており、海部東農協のライスセンターへ導入する色彩選別機等購入補助金ということであるが、海部東地域における受益面積及び機器の価格について説明願いたいという質疑に対し、受益面積は 235ヘクタール、機器の価格については色彩選別機が約 4,790万円、食味分析機が約 232万円で、消費税を含めた合計で約 5,265万円であるという答弁がありました。  次に、第8款土木費、第3項都市計画費、2目街路事業費中、公有財産購入費として1億 2,958万円計上されており、昭和南本町線、橋詰見越線及び津島南濃線の先行取得した用地を土地開発公社から買い戻すということであるが、この3路線の用地取得の進捗率についてはいかがかという質疑に対し、平成19年4月1日現在で昭和南本町線 67.58%、橋詰見越線 94.96%、津島南濃線 80.13%であるという答弁がありました。  次に、3目公園費中、公園維持管理委託料として 495万 6,000円計上されており、天王川公園の松くい虫の防除を行うということであるが、この委託料の算出根拠について説明願いたいという質疑に対し、平成15年に調査した台帳に基づき 240本を予定しているという答弁がありました。  この答弁に対し、松くい虫の防除を本年度行うことになった理由について説明願いたいという質疑に対し、前回平成15年に実施しているが、おおむね5年に1回行うのが適切であるという答弁がありました。  次に、同費中、工事請負費として1億 532万円計上されており、天王川公園に新しい藤の棚とトイレを設けるということであるが、それぞれの工事費について説明願いたいという質疑に対し、藤棚整備 2,632万円、トイレの新設 7,900万円であるという答弁がありました。  この答弁に関連し、新設する藤棚の位置と面積、植栽する藤の種類等についてはいかがかという質疑に対し、位置は旧動物舎跡地で、面積は約 500平方メートルを新設し、天王川公園の藤棚は全体で約 5,000平方メートルとなる。また、植栽する藤は九尺藤で、公園内の1本を移植し、シンボルツリーとするものであるという答弁がありました。  さらに関連し、新設するトイレについては 7,900万円ということであるが、なぜこんなに高額なトイレが必要なのかという質疑に対し、 7,900万円の中には合併処理浄化槽の約 3,000万円の新設も含まれており、残り 4,900万円の中には本体工事、周辺外溝工事、既存のトイレの撤去及び単独浄化槽の解体等が含まれるという答弁がありました。  この答弁に対し、合併処理浄化槽が 3,000万円というのは高いと思うがいかがかという質疑に対し、浄化槽は計算により 256人槽が必要であるためであるという答弁がありました。  さらにこの答弁に対し、 256人槽の浄化槽の新設、既存トイレの撤去費用、トイレの新設費用及び周辺外溝工事ということであるが、その内訳を説明願いたいという質疑に対し、 7,900万円の内訳として、浄化槽の新設が約 3,000万円、既存トイレの撤去約 300万円、残り 4,600万円がトイレの新設と周辺の外溝工事費であり、新設トイレの規模は男性用、女性用及び身障者用合わせて16人が使用できるもので、建築面積は約 110平方メートル、鉄筋コンクリートづくりで計画しているという答弁がありました。  次に、4目開発費中、まちづくり推進事業業務委託料として 500万円計上されているが、この内容について説明願いたいという質疑に対し、道路詳細設計委託料が 300万円、まちづくり活動委託料として 200万円であるという答弁がありました。  この答弁に対し、まちづくり活動の委託先と委託内容等についてはいかがかという趣旨の質疑に対し、委託先は、まちづくりを専門に手がけている業者等で、委託内容は、ワークショップ等により本町筋の歴史的な町並みの保全等の地元意見を集約し、今後のまちづくりに反映させたいと考えているという答弁がありました。  さらにこの答弁に対し、道路詳細設計の 300万円は本町筋の実施設計だと思うが、具体的に道路舗装の仕様、電柱、側溝等について説明願いたいという趣旨の質疑に対し、道路は現況の舗装をめくり、カラーの脱色アスファルト舗装を予定しており、電柱は現状維持で、側溝も一部を除き現状維持であるという答弁がありました。  次に、同費中、沿道整備街路事業計画図書等作成業務委託料として 300万円計上され、この予算は平成17年度・18年度とも当初予算で計上し、途中減額補正で執行されていない経緯があるが、用地買収等進展があっての補正計上なのかという質疑に対し、県道名古屋津島線の街路事業の地権者と交渉中であり、同意を得ると同時に図書等の作成に入るため計上したものであるという答弁がありました。  この答弁に対し、過去2年間、減額補正した経緯があるので、交渉が具体的に進展した時点で補正計上してはいかがかという質疑に対し、地権者の同意をいただくと同時に計画書等を作成し、事業推進を図りたいという答弁がありました。  さらにこの答弁に対し、平成19年度当初予算でなく補正計上したのは何らかの進展があってのことなのかという質疑に対し、一日も早く地権者に理解いただき、事務を遂行したいという答弁がありました。  次に、同款、第4項建築費、2目人にやさしい街づくり事業費中、人にやさしい街づくりモデル地区整備事業として 499万 9,000円計上されており、津島駅周辺のバリアフリー化だと思うがいかがかという質疑に対し、駅前ロータリーの銀行前から津島駅に至る横断歩道部分の改修と視覚障害者誘導用のブロックの設置を予定しているという答弁がありました。  次に、3目住宅管理費中、地域住宅計画策定業務委託料として 315万円計上されているが、以前にも同じような計画を策定したと思うがいかがかという質疑に対し、平成13年3月に津島市住宅マスタープランの策定、平成15年3月に市営住宅ストック総合活用計画を策定しているが、総合活用計画の中でおおむね5年で見直すこととしており、昨年6月にこれまでの量から質への指針となる住生活基本法が制定されたことにより、これに基づき住宅プランを見直し、公営住宅を含め住宅政策の方向性を明確にし、居住環境の整備を図る指針を策定するものであるという答弁がありました。  この答弁に対し、現在の市営住宅の総戸数、入居戸数、空き戸数についてはいかがかという質疑に対し、現在の総管理戸数 505戸、入居戸数 426戸、空き戸数79戸であるという答弁がありました。  さらにこの答弁に対し、空き家となっている79戸の募集等についてはいかがかという質疑に対し、現在、木造住宅等の8団地については、空き家募集を行わず取り壊しを行い、唐臼・大縄・百町・又吉・蛭間住宅については、空き家が出れば空き家募集を行っているという答弁がありました。  この答弁に対し、木造の空き家を取り壊しているということであるが、将来建てかえる予定があるのかという質疑に対し、住宅事情も変わり、新たに建てかえる予定はないという答弁がありました。  さらにこの答弁に対し、新たに建てかえる予定がないのに地域住宅計画の策定をする必要性について説明願いたいという質疑に対し、計画が策定されていないと、建てかえを含めた大規模の改修等を行う場合、住宅交付金の対象にならなくなるためであるという答弁がありました。  以上で質疑を終結し討論に入ったところ、賛成の立場から、一つ、本町の古い町並みを生かそうという発想が見られるが、具体的な活用方法を考えることが必要である。例えば、環境に配慮し、透水性アスファルト舗装や豪雨時の水はけをよくするため、ところどころにデザインを考えたグレーチングを取り入れるなどの考慮をすること。一つ、天王川公園のトイレは周辺整備も含め高いと思われるので、入札で少しでも安くできるよう対応すること。一つ、地域住宅計画の策定業務委託料は予算要求が無駄にならないように努めるべきであるという意見。天王川公園のトイレ新築事業の必要性は十分に認識しているが、津島市の経済状況や市民感覚を考慮すれば、たとえ総合的事業といえども、16人のトイレに 8,000万円は割高感が否めないので、ぜひ正・副委員長主催で委員会または懇談会を招集し、改めて審査し、理解した上で予算執行に当たるべきであるという趣旨の意見がありました。  かくして議案第42号中、当委員会所管に係る予算については、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、当委員会に送付されました陳情3件について、審査結果を御報告申し上げます。  初めに、陳情第5号「最低賃金を引き上げ、公契約における賃金・労働条件の改善及び均等待遇を求める陳情」及び陳情第6号「労働法制の改悪に反対し、働く人の権利擁護を求める陳情」は、採決した結果、賛成者なく不採択とすべきものと決した次第であります。  次に、陳情第8号「日豪EPA/FTA交渉に対する陳情」については、採決した結果、全員一致をもって採択すべきものと決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。 5: ◯議長日比野郁郎君)[ 144頁]  次に、総務文教委員長の報告を求めます。        総務文教委員長 松井朋子君〔登 壇〕 6: ◯22番(松井朋子君)[ 144頁]  おはようございます。  総務文教委員会に付託されました案件は、議案第39号「津島市市税条例の一部改正について」ほか2件であります。  本委員会は去る6月15日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第39号「津島市市税条例の一部改正について」、この内容及び影響額について説明願いたいという質疑に対し、今回、信託法の改正に対応した税制の整備として、信託段階での法人課税の範囲が拡大され、法人課税信託の引き受けを個人が行った場合についても法人課税されることから、これに対応して、市民税の納税義務者等の規定を改めるものである。また、この改正による市税への影響額は特にないと考えているという答弁がありました。  その他、特段の質疑・意見もなく、議案第39号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第41号「津島市市立津島幼稚園保育料の減免に関する条例の一部改正について」、この改正による対象人数及び影響額について説明願いたいという質疑に対し、対象人数は2人程度、影響額は1万 2,000円程度であるという答弁がありました。  その他、特段の質疑・意見もなく、議案第41号は採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第42号「平成19年度津島市一般会計補正予算について」のうち、当委員会所管に係る予算について、歳出、第10款教育費、第3項中学校費、1目学校管理費中、体育館耐震診断業務委託料として、 277万 2,000円計上され、神守中学校体育館の耐震診断を行うものであるが、この内容について説明願いたいという質疑に対し、現在、神守中学校には二つの体育館があり、このうち建築年度が昭和37年度の旧体育館を耐震診断するものであるという答弁がありました。  この答弁に対し、この体育館は建築年度が古いことから改修が可能であるのか疑問に思うが、今後の方向性について説明願いたいという質疑に対し、現在、この体育館の使用頻度は高く、学校側から今後も使用できるよう要望があることから、この体育館の利用を維持できるように耐震改修を考えているが、耐震診断の結果を踏まえ検討していきたいという答弁がありました。  さらにこの答弁に対し、経費など改修後の耐用年数を考慮し、総合的に比較できるよう検討すべきであるという要望がありました。  この答弁に関連し、学校管理費の国庫補助金及び市債の負担割合について説明願いたいという質疑に対し、国庫補助金については耐震改修工事2分の1、大規模改造工事3分の1であり、体育館の耐震診断は延べ床面積に1平方メートル当たり 2,000円を乗じたものの3分の1である。また、市債について、義務教育債は75%であるという答弁がありました。  その他、特段の質疑・意見もなく、議案第42号中、当委員会所管に係る予算については、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  次に、当委員会に送付されました陳情2件について審査結果を御報告申し上げます。  陳情第4号「住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス、拡充を求める陳情」及び陳情第7号「憲法を生かし、住民の暮らし守る行政の推進を求める陳情」は、採決した結果、賛成者少数をもって不採択とすべきものと決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。 7: ◯議長日比野郁郎君)[ 145頁]  以上をもって、各委員長の報告は終わりました。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 8: ◯17番(杉山良介君)[ 145頁]  それでは、提案をされております議案全体の中で、1件だけ反対の立場を表明したいと思います。それは議案第43号、国保会計補正予算についてでありますが、この中に後期高齢者医療制度に係る予算が計上されておるわけであります。  来年の4月から75歳以上の人を対象にした新しい医療制度が発足すると。その準備に関連する予算であると説明をされておるわけであります。具体的には、後期高齢者は75歳以上、前期高齢者というのは65歳から74歳でありますが、この前期高齢者の人の保険料を新たに年金から差し引くということを、この後期高齢者医療制度発足にあわせてやるためのシステムの改修費用ということであります。  現在の老人医療の制度というのは、75歳以上の人も含めて、国保とか組合健保とか政府健保というところに入ったままで老人保健制度の対象になっておるわけであります。それが、来年の4月から老人保健制度は廃止、75歳以上の人は現在介入しているすべての医療保険制度から脱退をせよと、そうして新たにつくられるこの後期高齢者医療制度に入れ、こういうことが義務づけられるわけであります。さらに、問題は、この保険料を月1万 5,000円以上の年金をもらっておる人は天引きをすると。今、介護保険も天引きですね。そこへ、この医療保険も天引きをすると。さすがに月1万 5,000円の年金の中で半分以上の天引きになった場合は、天引きはやめて、あとは自分で払ってくださいということだそうであります。今、年金の未払い問題が大きなことになっておりますが、それとは別にして、少なくとも月1万 5,000円の年金から介護保険や医療保険を引くというこの制度そのものが許されるのかどうかということを私どもは訴えたいわけであります。  今回のシステム改修費用というのは、言うならば前期高齢者の方の保険料の徴収に関する部分のシステム改修というところの予算のようであります。問題は、なぜこんな制度をつくるのかということでありますが、その最大のねらいは、国のいろんな方針を見ましても、いかに医療費を抑制するかということの一環であります。さらに、今後検討される予定は、後期高齢者医療制度については診療報酬も別立てにして、いかに抑えるかということも検討が始まっております。このことは、高齢者の健康を守ることよりも、医療に対する国の予算をいかに減らすかということに力点を置いたやり方でありまして、私どもはこうした制度の根本的な見直しを求めていきたいと考えております。  以上で、議案第43号の国保補正予算についての反対討論といたします。
    9: ◯議長日比野郁郎君)[ 146頁]  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。 10: ◯9番(長尾日出男君)[ 146頁]  賛成の立場で討論に参加いたします。  財政が厳しい中で、必要なものは必要であるという観点で賛成に参加いたします。  最初に、高台寺小学校の校区の学童施設についてでありますが、これが完成しますと津島市で全校区全部整備されるわけです。そうすると、これから子育てを担っていただく方々に大いに助けになるし、これはいいことだと思います。このことについては市長も公約されておりますので、早急に完成をしていただきたいというふうに思います。  次に、天王川公園のトイレの改修工事の予算が計上されておりますが、工事費がかかり過ぎるのではないかという先ほどの委員長報告がありましたんですが、当局の説明で、旧トイレの解体費用とか基準に合った浄化槽の設置、また周辺の景観整備の費用も含まれるということでございました。今回、天王川公園が歴史公園 100選に選定をされました。その名誉に恥じないトイレの設置が必要ではないかと私は思います。そうした意味で、このトイレが完成した暁には、天王川公園にマッチした清潔感のあふれるトイレでありますように、そういうことを願って賛成討論といたします。以上です。 11: ◯議長日比野郁郎君)[ 147頁]  ほかに討論はありませんか。 12: ◯21番(本田雅英君)[ 147頁]  議案第43号について、賛成の立場から意見を申し上げます。  平成20年度から後期高齢者医療制度が始まるわけですが、この制度の導入というのは、医療費総額のうち高い割合を占める後期高齢者の医療費について負担の公平化を図ると、これがねらいであります。そういったことからしますと、今回の制度の財政運営を各都道府県の広域連合に担当させると、個々の自治体も財政的なリスクが集中することを防止できると期待されているものであります。そういった観点からいたしまして、この医療制度をスムーズに進行させるための今回のシステム改修委託料については評価すべきものと考えております。  今後は、この後期高齢者医療制度の事業運営が円滑に進行できるように当市の役割を十分果たすことに努めることを要望いたしまして、賛成といたします。 13: ◯議長日比野郁郎君)[ 147頁]  ほかに討論はありませんか。  討論も尽きたようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  まず、議案第39号「津島市市税条例の一部改正について」を採決いたします。  議案第39号「津島市市税条例の一部改正について」は、総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第40号「津島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」を採決いたします。  議案第40号「津島市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」は、経済建設委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第41号「津島市市立津島幼稚園保育料の減免に関する条例の一部改正について」を採決いたします。  議案第41号「津島市市立津島幼稚園保育料の減免に関する条例の一部改正について」は、総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第42号「平成19年度津島市一般会計補正予算(第1号)について」を採決いたします。  議案第42号「平成19年度津島市一般会計補正予算(第1号)について」は、各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第43号「平成19年度津島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について」を採決いたします。  議案第43号「平成19年度津島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について」は、厚生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第44号「平成19年度津島市老人保健特別会計補正予算(第1号)について」を採決いたします。  議案第44号「平成19年度津島市老人保健特別会計補正予算(第1号)について」は、厚生病院委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩をいたします。  なお、休憩中に議会運営委員会が開催されますので、御了承をお願いいたします。        午前 9時47分 休憩  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午前10時25分 開議 14: ◯議長日比野郁郎君)[ 148頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、御報告いたします。  先ほどの休憩中に議会運営委員会が開かれましたので、その協議の結果について御報告申し上げます。  ただいま議席に配付してありますとおり、市長提出議案2件、人事案件1件及び議員提出議案2件が提出されました。また、特別委員会の設置及び委員の選任について了承されました。よって、本件の取り扱いについては、本日の日程に追加し、議題とすることに了承されました。  なお、人事案件及び議員提出議案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略することに了承されました。  以上、御報告申し上げます。  お諮りいたします。先ほどの休憩中に各位のお手元に配付してありますとおり、議案第45号「市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について」、議案第46号「津島市職員の給与に関する条例の特例を定める条例の一部改正について」、議案第47号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」並びに議員提出議案第6号「日豪EPA/FTA交渉に対する意見書」及び議員提出議案第7号「異常気象による災害対策や地球温暖化対策の強化・拡充を求める意見書」の以上5件、また「決算審査特別委員会の設置及び委員の選任について」及び「市民病院調査特別委員会の設置及び委員の選任について」を本日の日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第45号、議案第46号、議案第47号並びに議員提出議案第6号、議員提出議案第7号及び各特別委員会の設置、委員の選任についてを本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。  議案第45号「市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について」及び議案第46号「津島市職員の給与に関する条例の特例を定める条例の一部改正について」の各議案を一括議題といたします。  この際、市長から議案の大綱説明を求めます。        市長 伊藤文郎君〔登 壇〕 15: ◯市長伊藤文郎君)[ 149頁]  ただいま上程されました議案につきまして、御説明申し上げます。  議案第45号「市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について」は、市長、副市長の給料を減額する期間の延長と、市長の給料については、3ヵ月の間支給をしないこととするものであります。  議案第46号「津島市職員の給与に関する条例の特例を定める条例の一部改正について」は、職員の給料を減額する期間の延長を行うものであります。  詳細につきましては担当者から説明させますので、よろしくお願いいたします。 16: ◯議長日比野郁郎君)[ 149頁]  市長の議案大綱説明は終わりました。  これより、市長公室長から議案第45号「市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について」及び議案第46号「津島市職員の給与に関する条例の特例を定める条例の一部改正について」説明を求めます。        市長公室長 垣見明廣君〔登 壇〕 17: ◯市長公室長垣見明廣君)[ 149頁]  議案第45号「市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。  末尾の条例要綱をお願いいたします。  この条例は、現下の極めて深刻な財政状況等にかんがみ、市長等の給与を減額して支給しようとするものでございます。  改正内容でございますが、1といたしまして、給料を減額して支給する期間を平成19年7月1日から平成20年6月30日までとするものでございます。  なお、減額分は5%でございます。  2といたしまして、市長の給料月額は、平成19年7月1日から平成19年9月30日までの間において、第1条の規定により定められる支給額の 100分の 100に相当する額を減額した額とするものでございます。  この条例の施行期日につきましては、平成19年7月1日でございます。  続きまして、議案第46号「津島市職員の給与に関する条例の特例を定める条例の一部改正について」御説明申し上げます。  末尾の条例要綱をお願いいたします。  この条例は、現下の極めて深刻な財政状況にかんがみ、職員の給与を減額して支給しようとするものでございます。  改正内容といたしまして、給料を減額して支給する期間を平成19年7月1日から平成20年6月30日までとするものでございます。  なお、減額分でございますが、一般職員2%、課長、次長級3%、部長級4%でございます。  なお、この条例の施行期日につきましては、平成19年7月1日でございます。  以上で説明を終わります。 18: ◯議長日比野郁郎君)[ 150頁]  以上で市長の議案大綱説明並びに市長公室長の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 19: ◯17番(杉山良介君)[ 150頁]  それでは、議案第45号についてお尋ねをいたします。  まず「市長等」、「等」がついていますね。これは市長とだれなのかを明確にしていただきたい。  それから、いわゆる市長の給料の月額を 100分の 100、 100%カットというのを3ヵ月だということでありますが、この提案理由によりますと、現下の極めて深刻な財政状況等にかんがみと、こういう説明ですね。もともとそうじゃなかったはずです。今議会の一般質問等のやりとりからいえば、子供の医療費の無料化、ここに選挙公報があります、市長の。ここで「2007年10月から未就学児童の医療費を無料にします」と明確に書いてあったわけです。これができないから、給料を 100%カットしますというような動きがこれまでいろんな場で説明をされてきたと私は受けとめておったわけであります。そうであれば、今日開催される委員会審査の中で、なぜできないのか、それは財政上の問題なのか、手続上の問題なのかというようなことを審査するために委員会の付託をお願いしたところでありますが、このような事情、極めて深刻な財政状況だということで市長の給料カットということであれば、これは単に市長給与のカットにとどまらない問題だということで、 100%カットということであればもっといろんな影響が出るというふうに考えるべきでありますが、まずお聞きしたいのは、もともとの出発点は選挙の公約が実行できないので給料カットだと言われておったというふうに思うんですが、そうであるのかないのか、ここのところを明確にしていただきたい。  それから、10月から子供の医療費の無料化が実施できないとしたら、いつからやるつもりなのか。これも何かあいまいになってきておるんですね。その辺も含めて、それは一切関係ないんだと。深刻な財政状況だけでこれを提案しておるのか、その辺の関連をもう少し明確にしていただかないと、後の委員会の審査のやり方が変わってくるというふうに思いますので、まずその点の説明をお願いしたい。 20: ◯市長伊藤文郎君)[ 151頁]  お答えをさせていただきます。  杉山議員御指摘のとおりでございまして、本来、私のマニフェストでは平成19年10月1日から未就学児童の医療費無料化というものを掲げてまいりました。諸般の事情、まさに財政状況が厳しい折、これが実行できなくなったという事情でございます。これは、今回マニフェストという選挙が初めて導入をされました。いわゆる政治への信頼回復、そして政治の公約の透明性、実効性、それを求めるものがマニフェストであったというぐあいに考えておりまして、その一番最初に行った選挙であるという責任に対する重さというのは重々感じております。また、しかも直近の中で平成19年10月1日という期日をまさに定め、任期中という形ではなくて、そのように定めたことも事実であります。残念ながら、諸般の事情によりましてこれが実行できなくなったという点につきましては、大変おわびを申し上げるより次第はないと思っております。その結果が今回、これは私は市民とお約束をしたことでございますので、 100分の 100カットというのは、私のまさに気持ちとおわびのしるしというぐあいに受け取っていただければ結構かと思っております。  またもう1点、時期についてはどうだということで申し上げますが、できるだけ早急にと、今はまず財源を確保しませんことには当然できませんので、この財源をしかるべく確保し、できるだけ早急にという、今の段階ではそのようにしかちょっとお答えすることができません。それでよろしくお願いいたします。 21: ◯市長公室長垣見明廣君)[ 151頁]
     第45号の「市長等」の「等」は、ほかにというお尋ねでございます。市長のほかに副市長と教育長を含んでおります。以上でございます。 22: ◯議長日比野郁郎君)[ 151頁]  ほかに質疑はありませんか。 23: ◯17番(杉山良介君)[ 151頁]  マニフェストが実行できない、だから給料カットだと言われるわけですが、私は、市民の皆さんからいろんなことを言われるわけですが、市長さんが給料を3ヵ月カットしてもらっても、市民の皆さんにとっては直接的な影響は何もないわけですよ。それよりも、むしろこの選挙公報を見て、よし、伊藤文郎さんに入れようといって、これだけで決めたんじゃないんでしょうけれども、このことも選択肢の一つに入れて、あなたに投票をされた人たちにとっては、10月1日から子供の医療費の無料化が実施をされるということに期待をして投票されたわけですから、そのことをちゃんと守ることが一番大事なことなんですね。それが守れないとしたら、それは一体どういう理由なのか。財政的にやれないのか、私は財政担当に聞きました。やれとおっしゃればやりますと。それじゃあ手続的に難しいか。事務担当に聞きますと、やれとおっしゃればやりますと。私は、当選された市長がやれとおっしゃれば事務方はやると思うんですよ。だから、市長の責任だと言われるけれども、私はまだ10月というのは、今からいっても7月、8月、9月、3ヵ月あるんです。むしろこの7月、8月、9月の給料 100%カットよりも、その期間までまず全力を挙げて公約を実行する努力をしていただきたい。その結果として、だれがどう考えても、なるほどこれはやっぱり無理であったという納得できる状況になれば、その時点から3ヵ月カットはあり得るだろうというふうに思いますが、今の時点で逆に3ヵ月カットを認めてしまえば、議会も含めて公約を守らないことを認めたという批判を受けたときに、私どもがきちんとした対応ができないというか、説明がつかないんですね。という問題として私は受けとめますので、なぜできないのか、10月1日が。それは財政的なことか、手続的なことなのか、ここのところは説明していただきたいし、10月1日にできないというんだったら1月からできるのか、来年4月からなのか、この辺もはっきりさせる責任があると思うんですね。一番責任の明確なとり方は10月から実施をすることです。ここに10月からと書いてありますから、幅は10月1日から30日まであるんですよ。10月30日に実施したって公約どおり実施したことになります。そうすればまだ4ヵ月あるんです。私はむしろその努力の方が大切ではないかと考えますが、市長のお考えはいかがでしょうか。 24: ◯市長伊藤文郎君)[ 152頁]  お答えをさせていただきます。  今、まさに9月の議会に上程できるように鋭意努力をいたしておるところでございます。しかしながら、今の市民病院の状況、財政状況というのは大変なものがございます。議会の皆様方にもお願いを再三いたしておりますが、そうしたものを何とか出血をとめていくという努力、これをまず最優先にいたしませんといけないということを私の中で判断をいたしました。しかし、私の選挙公約で選挙民の皆様にお約束したのは全く事実でございますので、これをもってかえるよりしかたがないというぐあいに私自身で決断をいたしました。よろしくお願いいたします。 25: ◯議長日比野郁郎君)[ 152頁]  ほかに質疑はありませんか。 26: ◯21番(本田雅英君)[ 153頁]  今の議案第45号、これはなぜ3ヵ月なんですか。3ヵ月 100分の 100をということなんですか、それがまず1点と、もう一つ、議案第46号の方で、職員の給与の特例に関する条例の一部改正、今の一般職が2%、課長級が3%、そして部長級が4%という市長公室長のお話でしたね。これは額的にはどのくらいの削減になるんですか。それともう一つは、かねてから総務省の方からいろいろ指導があると思うんですが、地域手当の問題、この辺の兼ね合いはどうなっているんですか。3月の議会において平成22年度から地域手当は3%にしますよと。そうしますと、この条例を1年延長することによって、地域手当の削減はやらないわけですか。急激に平成22年から3%に落とすわけですか。その辺、どのように当局が考えているか、ちょっと御答弁いただけますか。 27: ◯市長伊藤文郎君)[ 153頁]  まず、3ヵ月の件でありますが、期間ということであります。こちらにつきましては、次回上程できるチャンスが9月の議会でありますので、議会の間ということで御了解をいただきたいと思っております。  それから、第46号議案の詳細につきましては担当者の方から御説明をさせます。 28: ◯市長公室長垣見明廣君)[ 153頁]  議案第46号の方の影響額といいますか、金額でございますが、1年間でいいますと約1億 1,420万円ほどの削減額となります。これは全会計含んでの数字でございます。なお、7月1日から施行をいたしまして、3月30日までの年度でいいますと、約 7,848万円ほどという削減額になります。また、地域手当の関係でございますが、先般の議会で……。 (「議長、議事運営について、今地域手当の議論をしておるわけではありません。議案第  45号、46号をやっておるわけですから、きちんと整理をしていただきたい」と15番議員  の声あり) 29: ◯議長日比野郁郎君)[ 153頁]  ただいま、桑山議員より議会運営についての発言がございました。  ここで暫時休憩いたします。        午前10時46分 休憩  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午前10時56分 開議 30: ◯議長日比野郁郎君)[ 153頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質疑はありませんか。 31: ◯18番(伊藤恵子君)[ 153頁]  議案第45号の今の中で、マニフェストが実現できなかったからということなんですけど、3ヵ月 100%カットしたお金をどこへ使おうと思ってカットするのか。今、子供の医療費もいつになるかわからない、早急に財源を確保するという答弁だったと思うんですけど、私はマニフェストを10月から実現できなかったので、少しでも財政的に市長さんの給料をカットして、実現のためにカットされるんかなと期待していたんですけど、これは全く目的なく市の財政の中に消えてしまうのか、単にペナルティーでカットされるのか、何かこういうものをしたいということでカットされるのか、その辺のところをお答えください。 32: ◯市長伊藤文郎君)[ 154頁]  単にペナルティーでカットするというつもりでございます。  また、繰り戻すところは一般財源であるというぐあいに認識をいたしております。 33: ◯13番(中村勝司君)[ 154頁]  いつまで議論を尽くしても堂々めぐりでありますが、この医療費の問題については、去る統一選挙では非常に若いお母さん方の関心の的の一つでございました。それをマニフェストに掲げられた伊藤市長が共感を得て賛成票を多くとられて、立派に市長になられました。しかし、就任されてから財政の事情においてこれができないと。やはりマニフェストに掲げる以上は、津島市の財政状況というものをかんがみてマニフェストを考えないかんじゃないかと思っております。この責任は、我々議会人にも来るわけです。議会が圧力をかけてマニフェストをつぶしたとか、いろんなことが言われがちです。そして、若き御婦人方も大変この問題については共感を得ておりました。そういう期待性を裏切るということは、市民に対してどのように財政上の問題だけで説明がつくか、この辺は、市長、真剣に考えていただいて、やはり我々としてはどんな方法をとっても10月の実施に向けて鋭意努力することが必要ではないかと思っておりますが、御意見をよろしくお願いします。 34: ◯市長伊藤文郎君)[ 154頁]  中村議員のおっしゃられる事の重大さというのは、私は十分身にしみております。今回の選挙の位置づけといたしますと、まさに政治への不信を払拭する、そんな大きな目的があったわけであります。  配布方法その他につきましては、私自身もまだまだ未成熟で不満も持っておるわけでありますが、しかし決められたルールの中で選挙戦を戦ってまいりました。そんな中でこのマニフェストの第一に掲げましたのがこの医療費の無料化であります。これが今現在、この6月の議会に上程をできなかったということにつきましては、大変その責任の重さを十分感じておるわけであります。しかし今、津島市は財政再建、市民病院の再建、大変大きな問題を抱えております。これをまず全力投球をしてこちらの改革を進めていく、健全経営に持っていく、その中でこの医療費の無料化もできてきたらいいなあというぐあいに思っております。当面のところは、今回、市民の皆様とお約束をいたしました6月の議会提出ができなかったという点について、私からのペナルティーでございます。  ちょっと議員の方からいろんなお話がございましたが、これは私の市長選挙での公約、マニフェストでございます。そのあたりのところは御理解と御了承をお願いしたいと思っております。以上でございます。 35: ◯議長日比野郁郎君)[ 155頁]  質疑も尽きたようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第45号及び議案第46号の各議案は総務文教委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第45号及び議案第46号の各議案は総務文教委員会に付託することに決しました。  ここで暫時休憩をいたします。  なお、休憩中に総務文教委員会が開催されますので、御了承をお願いいたします。        午前11時01分 休憩  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午後 3時10分 開議 36: ◯議長日比野郁郎君)[ 155頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第45号「市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について」及び議案第46号「津島市職員の給与に関する条例の特例を定める条例の一部改正について」の各議案を引き続き議題といたします。  これより総務文教委員長の報告を求めます。        総務文教委員長 松井朋子君〔登 壇〕 37: ◯22番(松井朋子君)[ 155頁]  ただいま議題となりました議案第45号「市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について」ほか1件は、本日開催の総務文教委員会において審査を行いましたので、その審査の経過と結果を御報告申し上げます。  初めに、議案第45号「市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について」、この改正の内容は、平成19年7月1日から平成20年6月30日まで、市長、副市長及び教育長の給料を5%減額するもの、また市長の給料全額を3ヵ月間カットするとの説明であるが、市長の職務責任及び提案する理由についてはいかがかという質疑に対し、さきの市長選挙のマニフェストにおいて、平成19年10月から未就学児童の医療費の無料化を公約に掲げていたが、ほぼ10月からの実施が難しいことから、そのペナルティーとして給料の全額カットを3ヵ月間実施するものであるという答弁がありました。  この答弁に対し、この改正による影響額について説明願いたいという質疑に対し、市長については5%減額分、年間55万 2,000円、3ヵ月給料全額カット分 290万円余り、副市長については一月3万 9,000円、教育長については一月3万 3,000円であるという答弁がありました。  この答弁に関連し、この条例は現下の極めて深刻な財政状況等にかんがみ、市長等の給与を減額するとの説明であるが、この深刻な財政状況についてはいかなるものかという質疑に対し、市民病院が医師の退職により財源が確保できないなどの状況であるという答弁がありました。  さらに関連し、マニフェストの実施が不可能になったため、その責任として給料をカットすることは安易な方法ではないかという質疑に対し、マニフェスト作成以後、市民病院医師が8人退職したことにより、アクションプランと開きが生じ、財政再建の一つでもあるという答弁がありました。  この答弁に対し、マニフェスト実施にはその重みから重要視するべきだと考えるが、未就学児童の医療費無料化についてはどのように考えているのかという質疑に対し、今回、諸般の事情から、市民に陳謝する意味を含め給料のカットを提案させていただいたものである。今後は県の動向を見きわめながら、可能な限り早期に実施できるよう努めていきたいという趣旨の答弁がありました。  以上で質疑を終結したところ、公約が守れなかったため3ヵ月間の給料カットには理解を示すが、本来マニフェストは守るべきものである。また、10月から実施するというマニフェストにはまだ3ヵ月あるため、まず公約実施に向け努力すべきであるという意見から継続審査の動議が提出されましたが、賛成者少数をもって継続審査とすることは否決されました。  かくして議案第45号は、採決した結果、賛成者多数をもって可決すべきものと決した次第であります。  次に、議案第46号「津島市職員の給与に関する条例の特例を定める条例の一部改正について」、この改正により、地域手当を含むラスパイレス指数への影響について説明願いたいという質疑に対し、平成18年4月の地域手当を含むラスパイレス指数は 102.7であるが、この改正は給料を減額する期間を1年延長するものであるため、ラスパイレス指数は基本的には変わらないという答弁がありました。  その他、特段の質疑・意見もなく、議案第46号は、採決した結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。 38: ◯議長日比野郁郎君)[ 156頁]  総務文教委員長の報告は終わりました。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  質疑もないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、反対討論の発言を許します。  討論はありませんか。 39: ◯17番(杉山良介君)[ 157頁]  委員長報告にもありましたように、この議案第45号というのは、市長の方からはいろいろ説明はありましたが、ある意味では市民が納得できる説明はまだされていないというふうに私は思っております。一応の説明としては、マニフェストが実行できない、そして財政が非常に厳しい、だから給料を3ヵ月カットするんだということで説明がされております。一見もっとものように見えますが、本来は選挙で掲げた公約は守り、実行するということが市民の最も信頼を高める大事なことだと私どもは思うわけであります。その努力をする期間はまだ3ヵ月あるわけです。10月から実施をするという公約を掲げた以上、そこに向けてまず努力をすることが伊藤市長のやるべきことであって、7月、8月、9月と3ヵ月給料を 100%カットするという提案を議会が認めれば、それは今から掲げた公約は実施しなくてもいいということを議会が逆に了解したような結果になるのではないかということを心配するわけでありまして、少なくとも今ここでこれを認めるということは、公約を守らないことを認めることに通じると、そういう点で、私は委員会でも申し上げましたが、6月の議会が終わった後、まだ7月、8月、9月の3ヵ月間は公約実現に向けて努力をするというのが本来のあり方であると考えますので、議案第45号には反対の立場を表明いたします。以上です。 40: ◯議長日比野郁郎君)[ 157頁]  次に、賛成討論の発言を許します。  討論はありませんか。  討論もないようでありますから、これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  まず、議案第45号「市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について」を採決いたします。  議案第45号「市長等の給与の特例に関する条例の一部改正について」は、総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立多数であります。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第46号「津島市職員の給与に関する条例の特例を定める条例の一部改正について」を採決いたします。  議案第46号「津島市職員の給与に関する条例の特例を定める条例の一部改正について」は、総務文教委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。        〔賛 成 者 起 立〕  起立全員であります。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第47号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。        市長 伊藤文郎君〔登 壇〕 41: ◯市長伊藤文郎君)[ 158頁]  ただいま上程されました議案第47号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」、御説明申し上げます。  この案を提出いたしましたのは、固定資産評価審査委員会委員 三輪英雄君の任期満了により、その後任者を選任するものでございます。後任者といたしましては、津島市神守町字下町 122番地、伊藤則光君、昭和19年6月12日生まれを選任いたしたいと存じます。
     何とぞ御賛同くださいますようお願い申し上げます。 42: ◯議長日比野郁郎君)[ 158頁]  提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第47号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議案第47号「津島市固定資産評価審査委員会委員の選任について」同意を求めるの件は、これに同意することに決しました。  次に、議員提出議案第6号「日豪EPA/FTA交渉に対する意見書」及び議員提出議案第7号「異常気象による災害対策や地球温暖化対策の強化・拡充を求める意見書」を一括議題といたします。  この際、提出者から提案理由の説明を求めます。        10番 宇藤久子君〔登 壇〕 43: ◯10番(宇藤久子君)[ 158頁]  ただいま議題となりました議員提出議案第6号及び議員提出議案第7号の各議案につきましては、お手元に配付されております文書の朗読をもって、提案理由にかえさせていただきます。  初めに、議員提出議案第6号について提案説明をいたします。            日豪EPA/FTA交渉に対する意見書  本年から開始するとされている日豪EPA(経済連携協定)/FTA(自由貿易協定) 交渉に対し、オーストラリア政府は農産物も含む関税撤廃を強く主張するとみられている。 豪州政府の要求通り、農産物の輸入関税が全面的に撤廃されるようなことになれば、政府 の試算でも、肉牛、酪農、小麦、砂糖の主要4分野で約 8,000億円もの打撃を受け、関 連産業や地域経済への影響を含めると、2兆~3兆円規模となるとされている。  また、食料自給は30%台に低下するなど日本の農業と食料は壊滅的な打撃を受けること になり、農林業の多面的機能が失われ、農山村の崩壊、国土の荒廃、環境の悪化を招くこ とになる。  さらに、昨年、干ばつによって大減産となったようにオーストラリアの農業生産条件は 極めて不安定であり、これに安易に依存することは、世界的な食料不足、危機が心配され ている中で、日本の食料安全保障を危うくする結果を招きかねない。  よって、国においては、下記の事項について実施するよう強く要望する。                    記 1 日豪EPA/FTA交渉にあたっては、米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖などの農林水  産物の重要品目を除外するとともに、万一、これが受け入れられない場合は、交渉を中  断すること。 2 農産物貿易交渉は、農業・農村の多面的機能の発揮と国内自給による食料安全保障の  確保を基本とし、各国の多様な農業が共存できる貿易ルールを確立すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成19年6月22日                               愛知県津島市議会  次に、議員提出議案第7号について提案説明をいたします。     異常気象による災害対策や地球温暖化対策の強化・拡充を求める意見書  本来であれば、数十年に一度というレベルの異常気象がこのところ頻発している。温帯 低気圧が台風並みに猛威をふるい、それに伴う洪水や土砂災害、さらには集中豪雨や竜巻 の頻発などにより、多くの人命が失われ、家屋や公共施設、農作物にも甚大な被害がもた らされている。また、海岸侵食の進行や夏の猛暑も例年化している。こうした異常気象や 猛暑は、地球温暖化による疑いが濃厚であると多くの識者が指摘しているところである。  このような状況下、環境立国をめざす日本は、海岸保全や防災のための施策はもちろん、 確実に地球環境を蝕んでいる地球温暖化を防止するための抜本的な施策を講ずべきである。  よって、国においては、以上の観点から下記の事項について強く要望する。                    記 1 集中豪雨等による災害に強い堤防や道路等の基盤整備、まちづくりの推進と、海岸侵  食対策を積極的に進めること。 2 集中豪雨や竜巻等の局地予報体制の充実のために、集中豪雨や竜巻発生の短時間予測  が可能なドップラーレーダーを計画中のところ以外にも増やすと同時に、緊急避難が無  事できるよう体制を確立すること。 3 学校施設や事業所等の屋上緑化、壁面緑化(緑のカーテン)のほか、環境に優しいエ  コスクールの推進、自然エネルギーの活用を組み合わせて教室や図書館等への扇風機や  クーラー等の導入を図ることなどを、積極的に進めること。 4 森林資源などのバイオマスや太陽光、風力、小水力などの自然エネルギーの積極的利  用を進めるとともに、バイオマスタウンの拡大や関係の法改正等に取り組むこと。 5 今国会で成立した「環境配慮契約法」を実効性のあるものとするため、まず国・政府  が率先して温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の推進を積極的に行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成19年6月22日                               愛知県津島市議会  以上であります。 44: ◯議長日比野郁郎君)[ 159頁]  提案理由の説明は終わりました。  この際、質疑・御意見はありませんか。  質疑・御意見もないようでありますから、これをもって質疑・意見を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第6号及び議員提出議案第7号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第6号及び議員提出議案第7号は、委員会への付託を省略することに決しました。  これより採決に入ります。  議員提出議案第6号及び議員提出議案第7号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第6号及び議員提出議案第7号は原案のとおり可決されました。  次に、「決算審査特別委員会の設置及び委員の選任について」を議題といたします。  お諮りいたします。平成18年度各会計決算認定案の審査を行う目的で、11名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査終了まで閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、本件については、11名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査終了まで閉会中の継続審査をすることに決しました。  お諮りいたします。ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付してあります名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました11名の諸君を決算審査特別委員会委員に選任することに決しました。  次に、「市民病院調査特別委員会の設置及び委員の選任について」を議題といたします。  お諮りいたします。津島市民病院経営改革行動計画の推移を見守り、より効率的な経営を図る目的で、10名の委員をもって構成する市民病院調査特別委員会を設置し、これに付託の上、調査終了まで閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、本件については、10名の委員をもって構成する市民病院調査特別委員会を設置し、これに付託の上、調査終了まで閉会中の継続審査をすることに決しました。  お諮りいたします。ただいま設置されました市民病院調査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付してあります名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました10名の諸君を市民病院調査特別委員会委員に選任することに決しました。  なお、ただいまの決算審査特別委員会並びに市民病院調査特別委員会の委員長及び副委員長については、委員会条例第9条第2項の規定により、委員会において互選することになっておりますので、この際、暫時休憩いたします。        午後 3時33分 休憩  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────        午後 3時55分 開議 45: ◯議長日比野郁郎君)[ 161頁]  休憩前に引き続き会議を開きます。  決算審査特別委員会並びに市民病院調査特別委員会の委員長及び副委員長については、ただいま議席に配付いたしました名簿のとおり選任されましたので、御了承を願います。  以上をもって本議会に付議されました案件は全部議了いたしました。  よって、今期定例市議会はこれをもって閉会といたします。        午後 3時55分 閉会  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────
                   閉   会   式        午後 3時55分 開式 46: ◯議会事務局長(佐藤幹夫君)[ 162頁]  ただいまから閉会式を行います。御起立を願います。        〔全 員 起 立〕        〔議長 日比野郁郎君登壇〕 47: ◯議長日比野郁郎君)[ 162頁]  閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  議員の皆様方におかれましては、第2回津島市議会定例会に付議されました諸議案を初め、当面する市政の重要課題について、極めて真剣に熱誠あふれる御審議を賜りましたことは、まことに御同慶にたえないところであります。ここに、今定例会における議員の皆様方を初め理事者各位の御努力に対し、深く感謝の意を表する次第であります。  当局におかれましては、審議の過程において表明された各議員の意見並びに要望を十分尊重せられ、市政の運営に格別の御尽力をいただきますよう希望いたすものであります。  盛夏に向かう折、皆様方には一層御自愛の上、御活躍を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。        〔市長 伊藤文郎君登壇〕 48: ◯市長伊藤文郎君)[ 162頁]  閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  平成19年第2回津島市議会定例会が、去る6月5日から本日まで18日間にわたり開催されましたが、議員の皆様には終始極めて御熱心に御審議と御議決を賜り、厚く御礼を申し上げます。  また、重要案件の提出時期のおくれから、議会運営に少なからず混乱を来しましたことを深く陳謝申し上げます。  今議会中、議員各位から寄せられました御意見、御要望につきましては、十分に配慮いたしまして、今後の市政運営に反映させ、副市長初め職員一丸となって本市の健全運営に取り組んでいく覚悟でございます。  議員各位におかれましては、盛夏に向かいます折、ますます御自愛くださいまして、今後とも市勢伸展のため格段の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、ごあいさつといたします。ありがとうございました。 49: ◯議会事務局長(佐藤幹夫君)[ 162頁]  以上をもちまして、閉会式を終了いたします。        午後 3時58分 閉式  ──────────────── ◇ ◎ ◇ ────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。         議  長    日比野 郁 郎         署名議員    東   国 伸         署名議員    横 江 泰 仲 発言が指定されていません。 Copyright (c) Tsushima City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...